糖尿病予防スペシャリスト

糖尿病に関する医療費が年間1兆円を超える現代。
運動・食事を中心とした予防および治療方法が学べる昨今の高齢化社会とも関連が高い注目資格!

◎こんな方におすすめです!

パーソナルトレーナー/インストラクター/ストレングス&コンディショニングコーチ/部活動およびスポーツ指導者/介護職に従事している方および施設職員/看護師および治療関係者/理学療法士/ご自身が糖尿病でお悩みの方など ※どなたでもご受講いただけるコンテンツとなっております。

資格の特長

「糖尿病予防スペシャリスト」とは?

厚生労働省によれば国の医療費のうち、1兆2千億が糖尿病の治療に投じられており、患者数が年々増加していることから対策が求められています。また糖尿病患者のうち、8割を超える方が生活習慣の乱れが原因となりやすい2型糖尿病の可能性が高く、適切な運動や食事によって予防や改善の見込みがあります。

糖尿病は小児から高齢者、トップレベルで活躍しているプロアスリートなど運動習慣や年齢に関係なく発症する可能性があり、成人の4人に1人が有病者あるいは予備群という非常に身近な病気です。
進行すると足の切断・失明・人工透析などにつながる病気であり、初期段階では自覚症状に乏しいのが特徴です。一方では、適切に対応をすることで健康的な生活をおくっていく上では障害にあまりならないというのも特徴の一つです。

NESTAの「糖尿病予防スペシャリスト(DES)」では、糖尿病とそれに関連する疾病について理解があり、適切なサポートおよび処方を行うことができるスキルがあることを証明するものです。
講習会では糖尿病の発症メカニズムや合併症など糖尿病に関する医学的基礎知識を身に付けるとともに、糖尿病を予防・改善するための運動プログラムや生活習慣の改善について学び、人々のQOLの高い暮らしを守れる人材を目指します。

糖尿病治療をサポートするトレーナー

講習会で学べる4大スキル

  1. 「糖尿病」の基礎知識を理解できる
  2. 糖尿病とは慢性的に血糖値(血液中のブドウ糖(グルコース)の濃度)が高くなる病気であり、日本糖尿病学会では「インスリン作用の不足に基づく慢性の高血糖状態を主徴とする代謝疾患群」と定義されています。
    糖尿病は次の4種類に分けられます。

    1. 1型糖尿病
    2. インスリンを分泌する膵臓のβ細胞が破壊され、体内のインスリンが不足することによって引き起こされます。10代前半の若年者に急激に発症するのが典型例とされますが、1型糖尿病患者の5人に1人は、成人してから発症しています。
    3. 2型糖尿病
    4. 日本の糖尿病患者の約90%を占めており、両親や親戚に糖尿病をもっている人が糖尿病を発症する可能性が高いタイプである遺伝的要因と“食べすぎ”“運動不足”“ストレス”といった生活習慣が引き金となる環境的要因に分けられます。
    5. その他の糖尿病
    6. その他の原因による糖尿病には、膵臓の病気が原因となるもの、内分泌の病気が原因となるもの、肝臓の病気が原因となるもの、薬剤が原因となるものが主に挙げられます。
    7. 妊娠糖尿病
    8. 妊娠中に初めて発見された糖尿病あるいは糖尿病にはいたっていない糖代謝異常(血糖値がやや高め)のことを妊娠糖尿病といいます。
    糖尿病患者を指導するトレーナー

    糖尿病は「生活習慣病」とも言われるため、生活習慣の乱れが原因とイメージされがちです。 しかしながら免疫不全により、トップレベルで活躍しているアスリートが罹患することもあり、要因を中心にそれぞれについて適切な知識を身に着ける必要があります。
    また血糖値やインスリン、HbA1c(*)の作用は糖尿病と密接な関係があるため、検査・診断方法や基準などと一緒に理解していきます。

    (*)HbA1c…糖化ヘモグロビンがどのくらいの割合で存在しているかをパーセント(%)で表したもの。赤血球中のタンパク質の一種であり、全身に酸素を運ぶ働きを持つヘモグロビンにブドウ糖が結合した物質をグリコヘモグロビン(糖化ヘモグロビン)と呼びます。
  3. 糖尿病の症状、合併症とその治療方法を理解できる
  4. 糖尿病は高血糖状態により、立ちくらみ、発汗異常など様々な形で神経障害を引き起こし、血管障害においては動脈硬化性疾患(狭心症、心筋梗塞、脳梗塞など)や糖尿病網膜症など深刻な合併症を患う可能性があります。

    糖尿病で悩む女性イメージ

    病院にて医師より各々の療法(食事療法、運動療法、薬物療法)の処方を受け、適切な治療を行っていきます。
    また、血糖値のコントロールが安定せず、低血糖状態になった緊急の事態には当事者自身はもちろん、周囲の人々も対処できる必要があります。それぞれについて知識を習得して、予防および治療方法についても学ぶことができます。
  5. 糖尿病の栄養学を理解および食事療法を適切に用いることができる
  6. 用いられる3つの療法の中で中心的な存在となるのが食事療法です。糖質のコントロールがカギであり、また糖質は日々の代謝に重要な役割を果たしているため、適切な量を理解する必要があります。
    糖尿病食における糖質の摂取量について一日の総エネルギー摂取量の何%および何グラムが妥当とされているかを理解し、適切に指導できるようになります。

    糖質について理解する上で欠かすことのできないグリセミック指数(GI)やグリセミック負荷(GL)についてもおさえ、脂質やタンパク質、ミネラルはもちろん、糖尿病患者の方は合併症を患っている場合もあるため、塩分やアルコールについても注意がより必要になるため、それらを踏まえて食事・栄養のポイントを学んでいきます。

    オレンジジュースを飲む女性

  7. 運動療法と個々に応じたプログラムを組み立てることができる
  8. 食事療法と並ぶ糖尿病治療のもう一つの柱、運動療法について理解を深めていきます。糖尿病のクライアントの血糖値を正常化し、代謝異常を是正して合併症の予防と進展防止を図るための運動プログラムをどのように提供していけばいいのか、詳しく学びます。

    また、合併症を患っているケースも少なくないため、レジスタンストレーニングを実施する場合は注意が必要であり、有酸素運動においても同様です。低血糖への対策についても備えておく必要があり、運動の適応と禁忌となる場合についても十分に深めていきます。

    エクササイズをする女性とトレーナー

    カーディオマシンを使ってトレーニングをする人々

プログラム内容

第1章 糖尿病の基礎知識

糖尿病やそのおそれのあるクライアントを安全かつ効果的にサポートし、その発症を未然に防いだり、進行を食い止めるためには、糖尿病に関する正しい知識を持ち、医師や医療スタッフらと緊密な連携が取れなくてはなりません。
この章では、糖尿病とはどのような病気であり、何を防がなくてはならないのか、その病態や治療法、合併症などについて学びます。

第2章 糖尿病の栄養学

糖尿病は体内の糖代謝に異常を生じる病気であり、その9割を占める2型糖尿病と呼ばれる病気は、エネルギーの過剰摂取が主な要因の一つです。人間が消費するエネルギーには、大きく分けて①基礎代謝、②身体活動、③食事誘発性熱産生の3つがあります。 平均的な日本人が一日に消費するエネルギーの割合は基礎代謝が60%、身体活動が25~35%、食事誘発性熱産生が約10%とされています。
この章では、体内の代謝に関する基礎的な知識や、糖尿病の食事療法などについて理解を深めます。

第3章 糖尿病の運動プログラム

糖尿病患者やその予備軍にとって、運動の習慣化は必要不可欠です。日本の食生活がより欧米に近いスタイルに変化したことももちろんですが、産業構造の変化や自家用車の普及による運動不足こそが、今日の糖尿病増加の最大の要因であるとまで言われています。この章では、食事療法と並ぶ糖尿病治療のもう一つの柱、運動療法について理解を深め、糖尿病クライアントの血糖値を正常化し、代謝異常を是正して、合併症の予防と進展防止を図るための運動プログラムをどのように提供していけばいいのか、詳しく学びます。

第4章 特別なクライアントの対応

糖尿病クライアントの中には、一般的な成人の身体状況と異なる状況にある人もいます。そのようなクライアントに対する運動プログラムは、特別な配慮や調整が必要となります。この章では、一般成人との違いに注意を払うべき高齢者・子ども・妊婦のクライアントの対応について学びます。

第5章 レッスンプラン

運動指導・レッスンを行う場合は、どのような対象者(アスリート、ダイエット志向の一般女性、シニア、キッズなど)でも、全てレッスンプランを作成して臨むことが必要です(マンツーマン指導、グループ指導を問わず必要です)。
レッスンプランの作成方法やポイントを、プラン例を元に学びます。

受講者の声

トレーナーとして活動していると、様々な疾病を持つクライアントと出会います。その度に疾病について調べる中で、糖尿病は特に高齢者や生活習慣と関わりが深い事を知り、これからの時代には必要不可欠な内容だと思い受講しました。普段は、体を動かすことが好きな方がクライアントであることがほとんどですが、運動不足や生活習慣の悪化などで糖尿病やその予備軍になってしまう方は、そもそも“運動嫌い”であることが多い。つまり、いつも行なっている指導と同じでは、継続して運動をしてもらえないということなので、少し違う視点で運動指導を行わなければならない疾病であるということを理解することができました。「運動への意欲を搔き立てる」という運動指導の根本を見つめ直す事にもつながりますので、周囲に糖尿病の方がいる・いない関係なく、ぜひ受講してほしいなと思います! (山口県・木原賢一郎様 / マイフィット萩代表 パーソナルトレーナー https://www.myfithagi.com)

タイムテーブル
1日目
9:00

12:00

講義

第1章
糖尿病の基礎知識

  • ・糖尿病の概要
  • ・糖尿病の診断
  • ・糖尿病の原因
  • ・糖尿病の治療
13:00

18:00

講義

  • ・糖尿病の合併症
  • ・糖尿病患者の緊急事態

第2章
糖尿病の栄養学

  • ・代謝
  • ・糖尿病の食事療法
  • ・血糖コントロールのための食生活
2日目
9:00

12:00

講義・実技

第3章
糖尿病の運動プログラム

  • ・糖尿病と運動の効果
  • ・運動プログラムのガイドライン
  • ・糖尿病クライアントの評価
  • ・糖尿病予防・改善トレーニング
13:00

18:00

実技・グループワーク

第4章
特別なクライアントの対応

  • ・基本的な考え方
  • ・高齢者
  • ・妊婦
  • ・子ども

第5章
レッスンプラン

  • ・レッスンの意義
  • ・レッスンの作成方法
  • ・レッスンにおけるインストラクションのポイント
  • ・コミュニケーションテクニック
  • ・レッスンプラン例
1日目 2日目
9:00

12:00

講義

第1章
糖尿病の基礎知識

  • ・糖尿病の概要
  • ・糖尿病の診断
  • ・糖尿病の原因
9:00

12:00

講義・実技

第3章
糖尿病の運動プログラム

  • ・糖尿病と運動の効果
  • ・運動プログラムのガイドライン
  • ・糖尿病クライアントの評価
  • ・糖尿病予防・改善トレーニング
13:00

15:00

講義

  • ・糖尿病の治療
  • ・糖尿病の合併症
  • ・糖尿病患者の緊急事態
13:00

18:00

実技・
グループワーク

第4章
特別なクライアントの対応

  • ・基本的な考え方
  • ・高齢者
  • ・妊婦
  • ・子ども

第5章
レッスンプラン

  • ・レッスンの意義
  • ・レッスンの作成方法
  • ・レッスンにおけるインストラクションのポイント
  • ・コミュニケーションテクニック
  • ・レッスンプラン例
15:00

18:00

講義

第2章
糖尿病の栄養学

  • ・代謝
  • ・糖尿病の食事療法
  • ・血糖コントロールのための食生活

※タイムテーブルはあくまでも目安です。学習の進捗度合により異なる場合があります。
※講義は、スペシャリスト資格認定講習会専用のNESTAオリジナルテキスト(A4版・非売品)を使用します。
 


資格試験について

自宅に持ち帰り受験するテイクホーム形式です。2日目終了後、問題用紙をお渡ししますので1週間以内に返送いただきます。

開催日程

※ご希望の会場をクリックすると日程が表示されます

  • DEN2011
    2020年11月7日(土)、8日(日)
    1日目 9:00〜19:00
    2日目 9:00〜17:00
    【講師】村上 浩宣
    【会場】SOHO MySpace 新瑞橋
    【定員】12名
    【残席数】 〇
    申込

    受付締切:11月2日(月)10:00

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