スイミングコンディショニングスペシャリスト

日本は世界屈指のプール大国。スイミング(水泳)は、子どもの習い事として、あるいは大人の有酸素運動として選択する人もとても多く、競技スポーツとしての魅力も相まって、国民的人気が非常に高いスポーツです。
この資格プログラムでは、スイミングのパフォーマンスを上げるためにはどのようなトレーニングを行えばよいのか、スイマーのコンディショニングに関する理論と実践を学ぶことができます。水泳を安全により楽しく続けるための、さらには、競技パフォーマンスを最大化するための身体づくり・動きづくりを習得できる16時間です。

第1章 スイミングコンディショニングとは

水泳は、最も多くの人々に親しまれているスポーツの一つです。幼稚園や学校でもプールの授業が行われ、近所のプールには子どもから大人まで数多くの人が集まります。シニアの競技会も多数開かれており、マスターズ大会では100歳以上の区分まであります。水泳は、年齢・性別・体力レベルを問わず、誰もが生涯にわたって楽しむことのできる稀有なスポーツということができます。
まず第1章では、水泳の特徴・水の特徴などから、スイミングコンディショニングの基本的な考え方をご紹介します。

第2章 運動生理学

運動をする上で欠かせないのが運動生理学です。
エネルギーシステム・心臓血管系とその能力指標・神経系とコーディネーション能力を学びます。

第3章 機能解剖学とバイオメカニクス

この章ではまず、水泳のパフォーマンスアップに深く関わる、骨や筋の機能解剖学を学び、
次にクロール・背泳ぎ・平泳ぎ・バタフライの局面ごと(キャッチ・プル・プッシュ・リカバリーなど)の動き、筋活動について理解していきます。

第4章 評価

コンディショニング(トレーニング)を進める上で、「評価」は極めて重要な意味を持ちます。それは、トレーニングが、パフォーマンスの最大化とけが等のリスクの最小化という目的に沿った、望ましい状態への目標到達プロセスだからです。
この章では、“フィジカルフィットネス”(心肺持久力・筋力・敏捷性・バランス能力などの測定)、“心臓血管系”(心臓血管系・筋骨格系)のテストについて紹介します。

第5章 カーディオトレーニング

持久力は、運動を長時間続けられる能力です。過度に疲労せずに運動を長時間持続できる能力、あるいは、パフォーマンスを大きく低下させることなく運動に伴う過酷な疲労に耐えられる能力、と言い換えることもできます。
この章では、持久力を構成する要素はもちろん、持久力向上のためのトレーニングを学びます。

第6章 ドライランドトレーニング

筋力や筋持久力、パワーを高め、敏捷性やスピードの向上にも役立つレジスタンストレーニング、神経-筋系を鍛えて、筋力+スピード=パワーを強化するプライオメトリックトレーニング、適切な身体コンディションを保つために重要な柔軟性トレーニングを紹介します。

第7章 水泳の障害と予防

水泳は、荷重や衝撃のない体に優しいスポーツと言えますが、一方で、同じ動作を膨大な回数繰り返すという特性から、オーバーユースや筋力・柔軟性のアンバランスといった問題が生じやすいスポーツでもあります。コンディショニングの目的である「パフォーマンスの最大化とけが・障害リスクの最小化」を達するためには、けが・障害予防をねらいとしたレジスタンストレーニングや柔軟性トレーニングをプログラムに組み込むことが大切です。
スイマーズショルダー(水泳肩)・ブレストストローカーズニー(平泳ぎ膝)・腰痛症などの症状と予防や、ケガの予防に大切な姿勢、ウォームアップ、クールダウンについて学びます。

第8章 プログラムデザイン

トレーナーは、クライアントやアスリートの目標達成をサポートする存在です。最も効率的、効果的、かつ安全な方法でクライアントやアスリートを目標地点まで導いていくことが、トレーナーの役割です。
この章では、期分けされたプログラムの作成方法や、レッスンプランの作成方法、さらにはレッスンにおけるインストラクションのポイント(コミュニケーションテクニックなど)を学びます。

◎ こんな方におすすめです!
パーソナルトレーナー、水泳指導者、学校教諭、子どもの運動指導に携わる方、水泳部マネージャー、保健師、ダイエット指導をする方、グループインストラクター 等々

受講者の声
・講師の方の経験に基づいた中に、科学的なお話でとても良かったです。(女性・水泳インストラクター)
・出会いに感謝します。楽しい2日間ありがとうございました。勉強になりました。(女性・パーソナルトレーナー)
・知っている事も再確認でき、また改めて知ることができた情報もたくさんあった。非常によかった。(男性・インストラクター)
・とても勉強になった。時間が経つのが早く、もっと詳しく聞きたいと思うことがたくさんあった。(男性・教諭)
・初のスイミングの資格で、とても楽しみにしていました。自分自身の原点を再確認できてよかったです。(男性・トレーナー)